スタート地点

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美術をやり始めた頃、技術力も表現力も目覚ましく進歩する。やる気のある初心者に訪れる右肩上がりのゴールデンタイムだ。しかしある程度の水準に達すると、成長はあまり感じられないものになる。たしかに一般の人よりは上手くなったものの、美術家としてはまだまだ一番下のクラス。美術への視野が広がって、今の実力がわかるようになって、自分自身に物足らなさを感じ始めたのだ。こんな時は一度立ち止まって、スタート地点を振り返ってみよう。どんな志を持って美術をやり始めたのか?しっかりと創作への熱意と動機を確認していく。時には前へ進むだけではなく、立ち止まったり回り道をしながら、何度も何度も基礎を固めていく。そして、その上にこそ大きな夢を創っていけるのだろう!