木を植えた男

この夏、お世話になった方が突然天国へ旅立った。まだまだそんな年齢じゃなかったのに・・・。とても悲しくて寂しくて残念無念だ。いつも自然体で本当に尊敬すべき人だった。自分のことをひけらかさず、誰にでも少年のようにやさしくて、あらゆる文化を今宵なく愛していた。いろいろな思い出が走馬灯のように巡ってくる。その中で印象深い思い出は、その昔、みんなで観た短編アニメ映画「木を植えた男」。主人公が人知れず荒野で植樹を続ける男と出会い、男の活動により森が再生していく様子を回想する物語。今から思えば、荒野にも負けずに一人黙々と木を植える男の姿と、文化のためにひたむきに尽力を注いだ人生は重なって見える。いろんな場所に種を蒔いて、山口市を豊かにしていったのだ。最後まで静かで縁の下の力持ちだった。ありがとうございました。これからは天国から応援してください！私は私になりに頑張って生きていきます！合掌