半端ないって

イメージ 1

1998年、サッカー日本代表がW杯に初出場したフランス大会では世界との力差を痛感させられる。"歯が立たない"ということわざを身を持って教えられた。また、サッカー文化はまだまだ一般的ではない時代。敗戦の腹いせに帰国したばかりの選手に水と生卵をぶつける残念なこともあった。続く日韓共催W杯でも日本代表戦以外のゲームは関心が少なかった。テレビ中継で観客席が映るたびに忍びない気持ちになった。あれから20年!あの頃に比べたらこのたびのロシアW杯は大きく進歩している。地上波で他国同士のゲームでも見ている人が増えて、本当に素晴らしいプレーが素晴らしいと熱狂できるくらい、日本列島にサッカー文化の面白さが浸透したのだ。そして、ここ山口県も2014年のブラジルW杯の翌年にJ3に昇格し、さらに今現在第19節終了時点でJ2首位を走るレノファのおかげで、子どもから高齢の方々まで多くの人にサッカー文化が根付いてきた。昨夜、テレビ観戦でロシアW杯で日本代表が勝利した瞬間に、勝った喜びとと共にいろんなことが走馬灯のように頭を駆け巡った。それとともに決勝ゴールを決めた大迫勇也選手が、高校サッカー選手権で対戦校の選手に試合後に言われた名言も脳裏をよぎっていった。なお、このことをイラストにしていた なかむらりおた君は流石だ!サッカー雑誌などに多くの名場面を描く男の嗅覚は「半端ないって!」(笑)。この大会の名場面も楽しみにしています。