鑑賞の醍醐味

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世間一般で素晴らしいと言われる作品でも、その評価を鵜呑みにしてはいけない。自分らしい目線にこだわって見つめよう。なぜなら美術作品は単純明快なものではない。「なぜそうなってしまったのか」とか、あるいは「本当にその表現でいいのか?」という疑問を持つことが大切だ。作品の良し悪しを確かめずに、言われるまま受け入れては、自分自身の価値観は生まれることはない。創作には必ず真理やコンセプト(骨格となる発想や観点)がある。ただし、その答えは1つとは限らない。時代が変われば作品の解釈も変わってくる。だから1つの作品の前にじっくりと立ち止まってみよう!あなたによって新しい面白さを発見できるかもしれない。自分なりに作品を解きほぐして、考えを深めることが鑑賞の醍醐味になるのだ。