ここでたまたま出会うべき人に出会えたのは、美術によって心通わせたい思いがあるから。誰でも道具を使わないと自分の姿を見れないように、自分の創作も鏡になる人と出会えなければ、勝手に思い込んでしまって理屈っぽいものになる。その人の創造力は人との出会いによって、様々な影響を少しずつ受けながら磨かれていく。同じ夢や理想を持った仲間たちと、自由に意見を交換し合うことで、自分らしい才能は育まれるものだ。
つまり自分の才能は実際に声に出して確かめることから始まる。作品批評を真摯に受け入れることで、今やるべき課題を浮き彫りにして、創作活動を活性化させていく。小さな気づきだと思っていたことも、積み重なったら大きな発見に変化するもの。新しい感覚を芽生えさせて創造力を柔軟にしていく。やはりこの世の中は袖振り合うも他生の縁。思わぬ人との出会いで得た刺激を活かし、起爆剤にして自らを奮い立たせていける。やはり燃えるきっかけさえつかんだら、前向きに創作する意欲が生まれてくる。だからこそ人とのご縁を大切にして、新しく変化することを楽しんでいきましょう！
