2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

大器晩成

自分は大器晩成だと信じている人は、大きな夢を追い求めて学び続けている人。いつも何か新しいものを吸収し、人の教えを喜んで受け入れて、年を重ねても学ぶ意欲を失わないのだ。小さな夢だと達成できたことに満足し、それまであった理想がなくなって、発展…

変化

美術の世界は終わることがなく変化していくもの。過去の美術が最高だと思うのはそれぞれの自由だが、それにこだわり過ぎると新しい創造に感動できなくなる。ずっと創作を楽しもうと思うのだったら、世の中の変化を上手く取り込むことだ。決して変わらないと…

個性

創作は一人一人違っているのが当たり前。日々の在り方が違うから、自然に個性は生れていく。そして、その人がどう感じているのかで、ひらめく想像力はまるで変ってくるのだ。それをそのまま活かしていけばいい!社会にある常識や知識から解放されて、自分が…

ならう

誰でも一番わかっているようで、一番わからないのは自分自身である。山の中を歩いている時は山全体の大きさがわからないように、自分だけで考えていると自分の本当の良さに気付かないもの。だから自分の姿をハッキリと映し出す鏡になる仲間を求めていこう!…

鎮魂歌

2001年の夏、彼女とは山口市内の中学美術部を対象にした木版画のワークショップを主宰した時に知り合った。シャイで大人しくって目立たないタイプ。しかし、出来上がった作品は違った。とても中学生のセンスとは思えない抽象画。素晴らしかった。以来、画家…

評価

県美展の審査はどんなものでしょうかね?と尋ねられたら、やっている創作が実力通りに評価されない人もいれば、審査員の好みで思わぬラッキーをゲットする人がいますよと答えるつもりだ。もちろん実力通りもあれば、アンラッキーな人だっている。1つ1つ細か…

愚直さ

近頃、カッコいいスマートな表現や美しく洗練された美術が増えてきた。反面、エネルギッシュな力強さとか、強引に美術にしてしまう荒らしさとか、未完成のまま、ただ思い込みで発表する、粗削りの作品なんて観る機会が減ってしまった。本来、美術家が持って…

宣誓

みんなの心を1つにするのは簡単なことではない。誰にも自分の目指す理想があって、それはみんな違ってみんないいのだ。そういう意味ではスポーツはとてもわかりやすい。五輪やサッカーW杯など、その結果によって生まれる喜怒哀楽は実にシンプル。単純明快な…

有言実行

20代前半、上京した時は必ず銀座の画廊を梯子していた。当時、アカデミックなものから現代アートまで一同に集る美術メッカ。情報源の美術雑誌を片手に次々に好奇心の赴くまま訪れる。ある時、偶然知り合った美術家。年齢は40代半ばくらい。若輩者の私に優し…

同志

10年前、たまたま高校の美術部で知り合った同級生コンビ。当時、ほとんど会話した記憶はないが、なんとなくお互いの才能には気付いていた。この人の前では絶対に嘘やごまかしが利かないな。どこかでプレッシャーを感じる存在。切磋琢磨して成長するための鏡…