プレーオフ最終ラウンド

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昨夜で行われたパリーグプレーオフソフトバンク対ロッテ第4戦は、
ロッテが4回表に里崎の本塁打勝ち越し1点リードした4回裏のソフトバンクの攻撃で
先頭の松中を四球で歩かせ無死1塁で打席に入った5番ズレータがバットの先端で打った飛球が
伸びて右中間スタンドに入った逆転2ランには底力を見せつけられました。
正直、打った瞬間は広くて高い右中間フェンスに直撃する当たりと思っていましたが、
外国人特有のパワーでボールをバットの上に乗せて強引にスタンドまで運ぶ能力は
20年前に虎の神様と慕われたランディバースを思い出させます。

そう言えば、85年の西武との日本シリーズ第1戦で両チーム得点なしのむかえた8回表に
無死1,3塁のチャンスが打席が回った3番バースがレフトに高々と打ち上げた当たりは
真心でなかったため緩やか放物線を描きながらレフトスタンドに入った先制3ランとなり、
そのまま3-0で初戦を勝ち、翌第2戦も4回表に1点差をひっくり返す逆転2ランを決めて
阪神を勝利し、この連勝で有位になった阪神が4勝2敗で初めての日本一に導きました。
やはり、こういう短期戦では頼りになるパンチ力のあるバッターが鍵を握りますね。

さあ、プレーオフも泣いても笑っても最終の第5戦となり、
31年ぶりの悲願が達成したロッテか、シーズン1位の実力どおりのソフトバンクか、
両チームともに投手力が良いので打線の活躍が勝負の分かれ目となる今夜の戦いに注目しましょう。