歓喜の歌

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皆様、今年も大変お世話になりました。おかげさまで大晦日を迎えることができまして心より感謝しております。ありがとうございました。この1年間、私なりに振り返ってみますと、またもや新しい試練と数々めぐり会ってしまい、その都度、たくさんの力に支えられながら、なんとかかんとか乗り切っています。ずっと美術という不確かな世界に生きているため、ピンチとはまぶだちのように仲良しですが、いつも違ったバリエーションで鍛えてもらい、人生で必要な哲学を深く学ばせてもらっているのでしょう。

ただし、そのようなピンチは笑顔を濃くしてくれるもの。集中して緊張することで打開するアイディアが浮かび、どうにかこうにか切り抜けられたら、ホッとした瞬間に思わず笑みがこぼれて、明るい気持ちが膨らんで元気になっていく。そう、ピンチを真摯に受けとめることで、何でもない平凡な日々の有難さが身に染みてくる。特別に楽しいや面白いことをしなくても、無事であること、平穏に暮らせることの素晴らしさが体感できるのだ。

さすが55歳という年齢になったから、いろんなことを悟らされています。言い換えれば、今それに気づかなくて、いつ悟れるのか・・・と言うべきでしょう。どうか来年も精進して参りますので、これまでと同様にご指導ご鞭撻をよろしくお願いします。人生は我以外皆我師です!来年も皆様と力をあわせて素敵な1年にしていきましょう!!!