かつて、発明王のエジソンが言った「私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、上手くいかない方法を見つけただけだ」。なんとも元気させてくれる言葉だ。人生は試行錯誤の連続だから、新しい可能性を求めていけば、その代わりに失敗することも多くなる。特に何か未知なものへチャレンジしたら、そうそう簡単には上手くいくことはない。何度も何度も壁にぶち当たって、たくさんの失敗を繰り返しやすい。ただし、そこでの経験の一つずつが血となり肉となっていく。失敗したことの数に比例して成功できるのだ。そう、肝心なのは失敗から何かを学び取ること。もう駄目だと思って諦めてしまえば、失敗のままで終わってしまう。失敗によって様々ことを学んで、成功へ繋げていくことが大切なのだ。
美術家も同じようなもの。創作が上手くいかなくても恥ずかしがることはない。この失敗は成功への道の一里塚。これで理想とするものに一歩近づいたのだと考えよう。チャレンジして失敗ことをどう受け止めるかで、その人の将来性は決まっていくもの。言いかえれば、ピンチに陥った時としても諦めずに、もうひと踏ん張りをぐぐっと粘っていく。「何かできることがあるはずだ」と頭をひねれば、これまで浮かばなかったアイディアが生まれてくる。とことん夢へ向かって進もうと努力することで、自分が持つ可能性を開拓していくことができる。
つまり、同じようなことでも考え方ひとつで変わってくる。やってやろうと創作意欲が満々な人は、なんとかやっていけるように考えるし、これ以上のことは無理だと考えてしまうのなら、それ以上のことは考えられないで諦めるだろう。だから、苦しい状況になった時、辛い出来事に遭遇した時に、それを乗り越えていくには、やはりプラス思考を貫いていくしかない。どんな時も人生に必要なことだと覚悟して、現実を肯定する気持ちを持っていれば、ピンチもチャンスも関係なく生きていける。人生はいつも、そのうちなんとかなるさという気持ちで、自分の力を信じて頑張っていきましょう！
