全身全霊

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近代オリンピックの父と言ったらクーベルタン男爵。「オリンピックで最も重要なことは勝つことではない。参加することである。同様に人生において最も重要なことは勝つことではない。奮励努力することである。肝要なのは勝利者になったということではない。健気に戦ったということである」という名言で知られている。

この意味はオリンピックで重要なことは勝負で勝つことではない。世界中のアスリート祭典に参加することでもない。もっとも大事なのは自分自身の限界へ挑戦する意欲を持つこと。ただ一所懸命に努力していく人生へ参加し、本物の充実感を求め続けることなのだと言いたいのだろう。私はオリンピックに限らず、すべてのことに通じる素晴らしい言葉だと思っている。こんな基本的な理念があるからこそ、人々を永遠にワクワクさせる檜舞台なるのだ。満足感、幸福感といったものに対する価値観を第一にして生きていこう!

ところで、アスピラート(防府市地域交流センター)で開催中の「りおたのスポーツ名場面集 2020」。今彼ができることを全部やり尽くした渾身の作品展。開催前、「上手くいかなかったら、どうしよう」と考えたどうかはわからないが、少なくとも「これ以上はできないのだから、不足があったら次回の宿題にしてくれ!」と、言っていいくらい頑張っていた。そう、成功すれば、それはそれでよし。失敗すれば、それはそれでよし。若いから明日があると開き直っていたのだ。そんな楽観的な気持ちで、最善を尽くしたのだから、明るい未来が待っている。おそらく、10年後、20年後に、このたびの作品展を超える展覧会を開くはずだ。残り2日間。サッカー日本代表ドーハの悲劇にならないように気を抜くな!最後まで最後の精進して、ジョホールバルの歓喜になることを祈っている!ファイトだ、りおた!!!