発明王のエジソンの言葉に「ほとんどの人は、チャンスを見逃してしまう。なぜなら、チャンスは作業着をまとい、ひと仕事をしなくてはならないように見えるからだ」がある。この言葉の意味するチャンスとは、作業着を着てやるような地味で根気のいること。一見はありきたりの単純作業に見えるため、自ら意欲的にやろうとはしない。ついには面倒くさいなってやらなかったりする。それくらいチャンスはわかりにくいため、熱心に取り組んでいかなければ、知らぬ間に見逃して掴み損ねてしまうだろう。
つまり、人生のチャンスは、そんなに魅力的に感じない中にあって、そこから自分なりに価値観を見出すことから始まる。これが自分にとってチャンスなんだと、小さなことでも発見できる能力が必要とされる。本気でやっていることへのヒントや変わり目に気が付くセンスを養っていくことが大切になるのだ。やはり、小さなことからこつこつとではないけれど、地道に努力を積み重ねることで意識を高めていくこと。感性のアンテナが磨かれていったら、通りがかりのチャンスさえも見逃さなくなる。どんなことも無駄ではないと考えて、好き嫌いを言わずに取り組んでいくこと。いわゆる基本の基を忘れずいれば、チャンスに強い人生になれるでしょう。
■難波瑞穂展 これから私はあなたとともに 2020年9月18日（金）-27日（日） 11:00-18:00 （最終日 17:00） お休み 9月22日（火）、23日（水）
