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「人が旅をする目的は到着ではない。旅をすることそのものが旅なのだ」という名言がある。

たとえば、数か月後にみんなで一緒に旅をしようと呼びかけてみる。すると、仲間たちは旅へ出るためにお金を貯めたり、その期間は日常に差し支えないように工夫する。さらに、その旅先ではどのようなことすれば、楽しい思い出になるのか知恵を絞っていく。和気あいあいと過ごす時間を想像しながら、いろんなことを準備していければ、素晴らしい旅になることは間違いないだろう。

そして、ギャラリーも同じようなもの。作品展とは美術家や鑑賞者などと、イマジネーションを味わうための旅である。素敵な美術を楽しむ目的地へ行くこと、行き着くことに情熱を燃やし続ける。さまざまなことに仲間と力を合わせて創意工夫していく。やりがいと達成感は会期後の余韻から得られる。これが最高の美味しい!エネルギーがチャージされる。どんな作品展も希望に満ちた旅になるのだ。だからこそ、これからもみんなで良い旅ができるように努力あるのみだ!