「驚きは知ることの始まりである」という名言がある。
いわゆる人は知っていることより、知らないことに興味を持ちやすい。知らないことへ好奇心を湧かせて、新しいことをどんどん吸収しようと行動する。いろんなことを知れば知るほど、さらに知りたいと思うようになる。しかし、そこそこの知識を得てくると、しだいに好奇心は失われてゆく。なんでも知っていると勘違いしたり、少し知らないことが恥ずかしくなったりと、いつの間にか知ることの楽しさを忘れていく。おそらく、何か新しいことを知ろうとする探求心が不足しているのだろう。
つまり、何かを知っていくことに終わりはない。知れば知るほど知らないことが増えてくる。それ故に知ることによって賢くなるとか、偉くなれるなんて思ってはいけない。知っていくということは、その無限にある知らないことを知るチャンス。そして、何かを知ることによって、もっと知る楽しさを味わうためにある。だから、今まで知らなかったことを知った瞬間、自分の世界が少し広がった喜びを大切にしていこう！
