捨てて拾って

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先日、偶然見つけた言葉がある。それは「捨てたほうがいいもの」で、「恥」、「嫉妬」、「見栄」、「比較」、「無駄な人間関係」、「時代にあわない常識」の6つの事柄だった。

なるほど、たしかに戒めなくてはならないことばかり。まず最初の「恥」とは、厚顔無恥のことだろう。挑戦しての失敗は恥ではない。成功への一里塚だ。続く「嫉妬」とは、他人が自分よりも良い境遇で羨ましいこと。いわゆる負の感情ではあるが、それを乗り越えて負けまいとなったらプラスに作用する。3番目の「見栄」とは、見栄を張ることで上辺や外観を取り繕うこと。これも始めは外見だけであっても、つじつまが合うように頑張ればいい。決意表明に繋がれば問題はない。

それからこの場合の「比較」とは、前述の「嫉妬」と「見栄」と同じようなもの。自分と他人を互いに比べ合わせた時に、その人が肯定的になれるのか、否定的になるのかで効用が違ってくる。あくまでも薬にすることが大切だ。5番目の「無駄な人間関係」とは、哲学的な問いのような言葉だ。無意味に人間関係を広げることはなかれと言いたいのだろうが、実際に自分にとって誰が役立つかどうかを見極めるのは難しい。自然淘汰されるから時間が答えを教えてくれるはず。ラストの「時代にあわない常識」。急速に社会の価値観が変化している現代では、今日の常識は明日の非常識になりやすい。だけど、なんだかんだいっても温故知新でもある。この2つをバランスよく活かして幸運を拾っていこう!