美術家

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いわゆる美術家とは、美術によって感性で感じる何かを表現しようとする人のこと。もちらん、そこには人に美術によって伝えたくなる何かがあるからで、心の中に浮かんでくるものを言葉ではなく、個性的な世界観によって表現しようとする人のことだ。

さらに作品売買による収入のことはさておき、「美術」+「家」と書かれるように、職業として認められるレベルに達しなければならない。普通の人でもできそうな稚拙なレベルでは、「これが仕事です」と言ったところで通用しない。誰もが心のどこかで感じていることを、独自性のある作品に創り上げること。今感じていることを、自分らしい視点で表現することが求められる。

ただし、その時に作品として表現したいものは、その時々で変わってくるもの。今はこれでいいと思えるようになれば、本当にこれでいいと言えるのだろう。つまり、自分がこの瞬間に何を感じているのかが具体的にわかること。好奇心のアンテナの感度が良い人のことを美術家というはずだ。あとはそれを実際に表現するために努力をしていけばいい。作品は毎日こつこつさえやっていけば必ず上達していく。心に浮かぶイメージを鮮明にできるように、創作の本質を乱す雑念は捨てて、胸の中を真っさらにしていこう!