グローバル化

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いわゆる先進国と言われる国々の生活水準は高く、その繁栄する豊かな社会を維持していくには、とてつもなく多くの資源が必要になってくる。これを何年か前までは後進国や途上国からの輸入でまかなうことができたけど、今やあらゆる国々が自分たちも欧米型経済社会を夢見て、マネーを手にするために努力し合えってくれば、地球規模でのエネルギーの奪い合いになるのは当たり前だろう。

そして、そんな人間たちのエゴをむき出し戦いに巻き込まれた地球は疲弊し、毎年のように豪雨や豪雪が発生し、季節を問わず強風をつくり出して、夏は猛暑、冬は真冬日と激しい気象が起こるなど、自然の猛威と直面しながら生きるハメになった。このような複雑に絡み合う社会に追い打ちをかけたのがコロナ感染症グローバル化によって国境がなくなった世界にまたたくまに広がっていった。

とにかく、私たちはかつてないほどのスピードと規模でいろんなことが影響し合い、複雑に繋がっていく地球の上に立っている。それが好きとか嫌いとかということを選択することも許さず、ただただ目の前に次々に波のように押し寄せて、これまでの常識や知識ではとらえられないほどの量と複雑さで、目の前に表れては解決することを求めてきている。そのうえ、さらにややこしいことまで出てきた。地球問題のトライアスロンに強制参加する時代なのかも。しかし、私にとって一番の問題は山口市の美術を盛んにすること。っていうのか、それしかできないから、それをまっとうするだけ。現実の中で生きていく。どうか微力の私をお許しください。