姿勢

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「芸術家の自由な生き方とは、要するに独りでどこまでツッパレルかを実践することではないのか。そうした姿勢から強烈な個性が生まれ、個性的な芸術作品が生まれ、芸術の幅がぐっと広がるのではないのか」という名言がある。
上手くいくかいかないかわからないけれど、とにかく好きなことだからやってみる。やりたいことなら一生懸命にやってみて、一歩前へ進むことができたのなら、次の一歩もその勢いまま踏み出せて、三歩目へとやっているうちに面白くなって、どんどん意欲や興味が高くなって湧いてくる。一見無駄のように思えることにも耐えて、ひとつひとつ段階を踏んでたどり着けるまで辛抱強くやることが大切になるのだ。
よく地道な努力を「石の上にも3年」で例えられるのは、昔から愚直に取り組んだ人の方が才能を発揮するからだ。今やっていることにしがみついて、しつこくこだわりを持ち続けることで、最初はちんぷんかんぷんでも、何かを取っ掛かりにわかり始めるだろう。つまり、誰でも始めは初心者で、よくわからないことだらけだけど、創意工夫と試行錯誤を繰り返してわかってくる。だから、基本的なことが身についていくまで、可能性を狭めずに肯定的な発想で、こつこつと積み重ねながら才能を磨くのだ。