平凡なる非凡

わたしたちは、必ずしもすべてのことを同じように平等に見えたり感じたりしているわけではない。ものごとをある程度の大枠でざっくりと捉えれば、すべてのことは同じようにならなくはないが、それではそれぞれが持つ個性をないがしろにしてしまう。それゆえ、わたしたちは様々なことにめいめいのフィルターを通して、ふるいにかかったものだけを選択して受け入れていく。小さな違いや異なる点を丁寧に区別し、自身の琴線に触れることを探し出すことで、その人にしかない独自性を発見することができるのだろう。

つまり、人それぞれに感じ方が違うため、個人差を尊重することが大切だ。世間一般の価値観に惑わされずに、自分らしいこだわりを持って生きること。他の人から見れば、つまらない石ころであっても、自分にとって輝く宝石であるなら、それを信じて夢中になればいい。すなわち、ひらめく直観力を羅針盤にして打ち込んでいく。これまでの本流から外れることを恐れずに、これだと思えることなら積極的に向き合い、平凡が非凡になるまで繰り返してやり続けていこう。すべての道はローマに通じている。どんなにことも個性を磨くためにあると前向きに考えて、若さを武器に独創的な世界を求めて創作していこう!