ケ・セラ・セラ

未来とはなるようにしかならない。それゆえ、上手くいくことを願って最善を尽くすだけ。変にやきもきしたところで取り越し苦労にしかならない。明日は明日の風が吹くでいい。きっと、晴れるからなんとなるはず。それくらい漠然とした希望を持ってみる。今できることをこつこつと積み重ねていけばいい。そうすれば、じわじわとエネルギーが貯まっていく。たくましいハートは現実と向き合えば、いつの間にか育まれていく。今日1日生きていれば、それだけで自然に鍛えられる。
だから、何をするにしても即効性は求めない。人生に価値あるものは、簡単に創ることができない。おそらく今以上に科学が発達しても、理想の未来図を創ることは難しい。自分で自分を知っていくしかない。自分自身が持つ可能性を知っていくのだ。ただし、早く知ることに大きな意味はない。慌てたり焦ってしまうと活かせる個性を見誤りやすい。あるがままに自己と向き合うこと。自分にできることができることなのだ。それをやっていけばいい。自然体で自分と向き合って見つけ出していこう。
つまり、ケ・セラ・セラの精神で、なるようになるさと開き直る。先のことを必要以上に心配しない。どうなるのかわからないから面白いのだと前向きに捉えよう。想定外な出来事とはドラマチックでもある。楽観的な発想が大切になる。決して一喜一憂することなく、ゲームのように楽しんでいこう。自分にしか歩めない人生だからこそ、ひらめく直感を羅針盤にして、その時々に感性の赴くまま進めばいいのだ。