切り拓く

人は誰も生まれる場所を選ぶことができない。神様の悪戯と言うべきことなのか、最初から恵まれることもあれば、あまり良いとは言えないこともある。だけど、それがそのままずっと一生なんてことはない。どんなに厳しい環境に生まれたとして、その人の生き方によって、大きく流れを変えることができる。

例えスタート地点ではハンディーを背負ったとしても、そこでできることを取り組んでやれば、いくらでも個性を活かした人生と巡りあえる。もし、上手くいかなかったら、それは現実の自分を無視して、未熟さや非力さなどを認めようとしないから。それらをしっかりと認めさえすれば、自分を改善して運を呼び込むきっかけになる。

だからまずは今の自分と実直に向き合い、よく知ろうとする姿勢こそが大切だ。自分が何者なのかが明らかになれば、上昇するために必要な判断基準が生まれてくる。それを踏まえて創意工夫と試行錯誤していけば、どんどん飛躍への確率を高められるだろう。つまり、人生は最初から決まっているものではない。自分で動かしながら発展させるもの。夢へ向かってワクワクし続ければ、いずれ運命を切り拓けるはずだ。