一期一会より

昨日より始まった「福田隆眞展」は、約35年前に山口大学へ福田先生が着任して以来、数々のご縁を紡がれたことがひと目でわかるくらい、幅広い世代の人々が勇んでお越しくださった。やはりご縁というものほど不思議なものはない。切っ掛けはなんでもないように思えても、その人次第でいくらでも豊かなものになる。ご縁のあったことを謙虚に喜び合えば、お互いの心と心を響かせて、素敵なハーモニーを奏でることができる。

ちなみに私は虎の威を借る狐 と同様に、先生の後ろ盾で学生さんと知り合う機会にめぐまれる。だけど、そのほとんどは卒業した後は疎遠になるが、中にはズバッとハマることもあって、結婚式に呼んでもらってスピーチしたこともある。だからいつも気を付けなければならない。年月ともに小さな繋がりでも大きなものになるから、一生付き合うつもりで相手のことを尊重しながら、関係性を築いていくことが大切になるのだろう。