居場所

「人間、貧乏であろうと、少しもあわてることはない。目的をもって生きる、信ずるところに生きる、修養につとめる、そこに自ずから、積極的な人生の楽しみが生まれてくるのだ」という名言がある。
この言葉は、いわゆる人は自分らしい居場所さえあれば、お金のあるなしは大きな問題にならない。人生でもっとも大切なものとは、これぞと信じられる夢と志を抱くこと。それに向かい努力していくうちに、周囲の人たちに認められて仲間が集まり、自分の居場所があると実感が持てるようになれば、ポジティブ思考で生きることが可能になる。
つまり、人生を歩むことで得られる心の安らぎや充実感は、その人の経済力や地位などに左右されることはない。常日頃の気持ちの持ちよう一つで決まっていく。その場しのぎで良いのならともかく、外的要因によってもたらされることはない。しっかりとした夢や志があればこそ、肯定的に生きてゆける居場所へたどり着くことができるだろう。