友情

人は人としてやるべきことを基準として、人生の道筋を決めて行動してみよう。いわゆる自分のペースを保ったまま、周囲の状況にふりまわされず、真っすぐに生きていけばいい。なぜかと言えば、世の中には、さまざまな能力がある。さまざまな能力が必要になるからで、さまざまな能力が活動することで、面白い社会が成り立っていくだろう。
だから、どんな人にも優しく明るく振舞っていこう。筋の通った考え方で当たり前のことをさり気なくやればいい。普段から好ましい言葉を使うことで、誠実なコミュニケーションが生み出される。他人の思いがけないことが起きても、不平不満を言ったり責任転嫁したりしない。それぞれの持ち味を活かし、個性を尊重し合うことで共に活かされていく。
つまり、友情というものは人の心と心が重なり合うことで育まれる。人の感情の中でもっとも洗練されたものの一つで、こうしたことを交わす友人のいることは、その人の人生を豊かで有意義のあるものにしていく。とても心地良いものではあるけど、それに甘えないように切磋琢磨に心掛ける。お互いに高め合うことが大切になるのだ。