誰もが最初は初心者

「どんな趣味でも、自分の実力に自信のある人は、初心者のことを決して笑わない」という名言がある。

そう言われてみれば、その昔から美術の初心者に対して、如何にも知ったようなことを言って、自分が実力が上であるとアピールする人たちがいる。まだまだ右も左もわからない人たちに対して、時代遅れの表現手段や考え方を押し付けて出鼻を挫いていた。そのほとんどは悪意はないけど、自己顕示欲が強すぎて起こす行為で、その正体はコンプレックスの裏返しだったりする。

要するに余計なお世話をくれる人たちのこと。だけど、もしこれで駄目になるようなら、それまでの実力としか言いようがない。なぜなら、自分の創造力は他人からの評価では決まらない。そう簡単にすべてお見通しになるなんてことはない。実はみんな自分だけの個性的なセンスや表現力を持っている。それをひたすら磨いて才能を伸ばせばいい。何が素晴らしいのかは自分で決めて創作していくのだ