非凡さ

「生まれながらに才能のある者は、それを頼んで鍛錬を怠る、自惚れる。しかし、生まれつきの才能がない者は、何とか技術を身につけようと日々努力する」という織田信長の名言がある。

人は例え生まれ持った才能が良かったとしても、その後に何も勉強しなければ、どこかの地点で頭打ちになり、世の中の変化に対応できなくなるだろう。反対に生まれ持った才能に恵まれなくても、たえず課題を求めていき、やるべきことをやっていけば、どんどん実力が伸びて成長できるはず。

つまり、人の才能は生まれ持ったものでは決まらない。そもそも誰しもが生きている限り、これでいいゴールなんてなく、ひとつ課題をクリアするたびに、思い描く自分の姿に近づくばかり。ひたむきに向上することを目指すことで、その人らしい能力が磨かれていく。もっとも大事なことは平凡と思われることも疎かにしないこと。いつでも初心者のつもりでこつこつ頑張っていけばいいのだ。