「日常のアートの楽しみ方」について文章を書いてください!と頼まれましたので、
一見は全然関係のない点と点を結ぶには無駄のない最短距離の発想よりも
点と点が摩擦を起こさないためにクッションとなるユーモアが必要なように
日常の中にある事柄を何かにリンクさせると急に明るい光を放つこともあります…
などという文章をWエンジンの「惚れてまうやろー!」を使って書いてみました。
本当はMr.Childrenの「Sign」の
♪僅かだって明かりが心に灯るなら 大切にしなきゃと僕らは誓った
めぐり逢った すべてのものから送られるサイン
もう何ひとつ見逃さない そうやって暮らしていこう♪
という歌詞を引用して、カッコよく書くつもりでしたが、
美術もお笑いも「芸人」と「鑑賞者」の共同作業だから同じ筋肉?を使っているはずだ!
というオリジナルな発想?を言い続けていますからここはやっぱり難しく考えがちな
「美術を楽しむ」ということをお笑いを通して身近に感じてもらうために
「惚れてまうやろー!」の文章で書きました。
なお、この文章は少し前にブログに掲載したもののをリニューアルしたものです↓
年末年始にあったお笑い番組を見た中で印象に残ったのは「惚れてまうやろー!」のWエンジン。
その理由はモテナイ君が何気ない女性からの優しい言葉に過剰反応して勘違いするという設定は
身近に居そうなリアリティさがあって面白いし、また、ちょっとしたことを大袈裟に感じられるセンスは
クリエイティブなアートの世界には必要というのか、自分勝手な想像力はめちゃくちゃプラス思考に
なって発展できる可能性がありますから「惚れてまうやろー!」は素晴らしい言葉だと思いました。
ところで、今の世の中はあちらこちらで想像力が足らなくなっているため、どこか居心地が悪くなり、
ユーモアも少なくなっています。この一番の原因は必要以上に多い情報社会に振り回されて、
原始時代から生きるために役立っていた直感が鈍くなってしまったことが原因。
だからまずは日常にある小さな幸せを右脳で発見できたらそのことへ大きな喜びと感謝を込めて、
「惚れてまうやろー!」と明るい気持ちで叫んで、アートスティックな日にしていきましょう!!!