タラネバ

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昨日から会う知人たちに「高川と山口の対戦では何が理由で勝敗を分けたと思いますか?」
と、高校サッカー選手権予選2回戦のことについて聴かれるので、

「それは一言では片付けられない質問ですね(笑)まあ、個々の選手の能力なら母校は
 劣らなかったと思いますが、あの試合においては圧倒的に山口のチームワークの方が上で、
 ピッチに一人選手が多いのではないかと錯覚するほど連係した動きでボールに人が集まっていて、
 これは2回戦が初戦だった母校と1回戦を大勝して気分も乗っていた山口のモチベーションの差が
 ゲームに大きく影響したのでしょう。

 そのため、前半開始直後から母校は緊張から硬さが目立ち、山口はサッカーができること
 自体を楽しんでいるように思えるほど声も良く出ていて、ピッチに立つまでの気持ちの差が
 高川側からすれば惜しまれ、山口側からすればしてやったりというゲームになってしまい、
 結果として最後のPK戦まで繋がってしまったような気がします。

 だけど、もしタラネバが言えるのなら勝ち負けのことよりも、これほどのボリュームがある
 戦いはテレビ中継のある決勝戦で絶対に戦うべきだったということが一番残念だと思います」

と、ようやく現実を冷静に受け止めるコメントが出るようになりました。