29年前

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画像は1980年度の全国高校サッカー選手権大会のトーナメント表で、高1だった私はサッカー部と
部室が隣り同士という縁から大宮サッカー場へ応援に行くことになりました。

ちなみに当時の中国自動車道は、まだ三次ICまでしか開通していないため、片道約19時間の
バスの移動も、テレビで見たことしかなかった全国大会が目の当たりに見られるとあって、
疲れよりも期待が勝って気分はハイテンションに。しかし、そんな浮ついた心は試合開始
約3分でぶっ飛び、なぜなら対戦した山梨県代表・韮崎は前年度(1979年度)準優勝、
この年は3位、さらに翌年はまたもや準優勝と屈指の強豪校でしたからサッカー部の選手たちが
守りに守ってよく0-2というスコアで収まったと言える相手でした。

「同じ高校生でここまでテクニックやフィジカルが違うのだ」

やっぱりこの頃の韮崎をはじめ帝京、古河一、武南など、関東のチームは
先端的な技術と戦術が整ったサッカーを繰り広げて、別世界の次元にありましたね。
あの時代を思えば、今は全国どこでも大きな力の差がないので、11月24日の抽選で
対戦校が決まる山口高校に23年ぶりの勝利のチャンスがあると思います。