楽しい?

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画像の人形は山大卒業制作展に出品された小林さんの作品
 
人生というゲームでは汗にまみれた選手の方が、
高みの見物客より楽しいものだ。
 
                     ウィリアム・フェザー
 
ある日、来店された方から「この頃、何か楽しいことはありませんか?」と聴かれた。
私はこういう質問には「楽しいことがなくても心配なことがなければボチボチじゃあり
ませんか」応える。楽しい時間がなくても楽しくない時間がなければ快適なはずだ。
平平凡凡の有り難さに気が付けば日常は明るく感じられてくる。だけど、現代は
メディアを通じて多くの楽しい情報に触れていく内にそれに慣れてしまい、自分の
頭で新しい発見を探す力が弱くなっている。だから「楽しい」ことを平気で他人に
求めているのだろう。
 
ちなみに今の私は自分にとって「楽しいない」ことに挑戦するように心掛けています。
いわゆる苦手なことを積極的にやることで、自分を「楽」させないようにする。
そうすると小さな幸せに気が付くことが増えて、明日がどんな日になっても頑張ろう
という前向きな精神が芽生えやすくなります。