80分間の戦い、高校サッカー選手権大会。
毎年、全国大会のひのき舞台では数多くの伝説が生まれていく。
しかし、地方予選でのゲーム、それもテレビ中継されない準決勝なら
対戦したチーム以外は、どんなゲームだったのかは知ることはないだろう。
1986年11月15日、県予選準決勝は記録でしか知らなかったゲーム。
あと一歩のところで惜しくもＰＫ戦で敗退したことは結果から想像できる。
先日、当時ピッチにいた選手から初めてこのゲーム内容を教えてもらった。
他の話の流れから聴けたのだが想像していたよりも、もっと激しいものだった。
如何に満身創痍の死闘だったのかは語った言葉の熱気から感じられる。
こんな名勝負を埋もれさせてはならない。だからまた聴きたいと思った。
