大きな仕事をおこなうには、なにごとであれ情熱が必要だ。
革命には、多くの情熱と大胆さが求められる。
子供の頃、「革命」という言葉が刺激的だった。本当の意味は知らかったけれど、
そこには権力を倒して、新しい自由な世界があるように思えたからだ。
でも現実の自分はツッパリでもなかったし、大胆なことができるタイプでもない。
ただ、当時のプロレス界の常識を次々に打ち破ったA猪木様のファンだった。
おそらく、このことが大きく影響しているのだろう。ボクシング対決をはじめ、
多くのしがらみを壊して異種格闘技の道を切り開いた後ろ姿に熱くなっていた。
ちなみに美術業界も当時に比べて規制緩和されて、かなり自由になっている。
だけど、壁が低くなった社会は決して良いとも言えないから不思議なものだ。
情熱って壁を乗り越えたり、打ち破りために必要な力。
想像力は自由にならないから自由を求めて生れるものだと思う。
やっぱり世の中は、あちらを立てたらこちらが立たないものですね。