仁義

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プロ野球は勝って笑うファンもいれば、負けて泣く人もファンもいる世界。栄光に輝く勝者のファンの後ろには、光の当たらない敗者のファンがいるものだ。それくらいファンにとって贔屓チームは絶対的な存在。心に嘘や誤魔化しがが利かない純粋な関係。いくつになっても一球一打に悲喜こもごもできるのは当たり前だ。私は小学1年生の時にある球団と出逢って応援人生が始まった。しかしながらファンになってから優勝は3回しかない。ほとんどのシーズンはひたすら屈辱と悔しさに耐える日々。なかなか晴れの日は来ないものだが、これまで身を持って経験したことは、私の人生に豊かな彩りをもたらしている。白いものは白であって、黒いものは黒であって、その間に無数に広がる美しいものがあることも知った。人のやることは勝ち負け以外にも見るべきもの多い。いろんな角度から楽しめるようになったのだ。昨日、だから敬意を表してお祝いをした。裸になって夢中になるために変な澱みは作りたくない。一歩引いて考えたらお互いプロ野球ファン同士。試合が終わったら仲間なのだから勝者にエールを送り合っていこう!