頑是ない

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「思えば遠く来たもんだ 十二の冬のあの夕べ 港の空に鳴り響いた 汽笛の湯気は今いずこ」とは、中原中也の詩、『頑是(がんぜ)ない歌』の冒頭の言葉だ。頑是ないは幼くて物事の善悪などの判断がつかないこと。無邪気なことを言う。まあ、誰だって若い時は純粋に無邪気なもの。永遠に生きられるような、根拠のない楽観的な空気の中で、自分にとって都合の良い未来を信じている。それが生きていく内に、現実の風に吹かれ、時に大きな嵐にもあって、地に足がついて身の程を教えられる。そうやって夢見る夢子ちゃんを卒業するのだ。しかし、ここから第二章の素敵なドラマが始まる!人生は自分の思い通りにいかないことが一杯ある。でも、夢を忘れずに努力するから面白いと感じる時間が増えていく。まだまだこれからが人生の本番だ。あそこにもここにもチャンスがある。いつも前向きな気持ちで自分自身を成長させていこう!

■創業39周年記念展 39ありがとう 2017年3月24日(金)~4月3日(月) 11:00-19:00 浅野彩江、亀井勤、熊谷青山、佐久間玉流、佐藤華炎、千尋、中野寿子、村上真実、YURI 友情出品 広川隆、オカベサトシ