無敵

無敵という言葉がある。その意味はある分野において非常に強くて敵対するものがないことを言う。しかし、本当の意味での無敵とは不要な敵を作らないこと。単純に言ったら無駄な争いをしないことだ。だからといって八方美人になって、その場しのぎのお友達ごっこは問題外。自分の意見を曲げてしまうのはよくない。意見が違う人の良い面は真摯に受け止めて、評価すべきものは評価する。いくら調子良く合わせても、実際に面白くないのなら無理は禁物。みんなにいい顔をするなんて、価値観のない生き方になるだけだ。言うべきことは遠慮せずに主張して議論しよう。大切なのは成長する意識を持ち続けること。目先の勝った負けたではなく、いつまでも好奇心を持つために、自分を信じる力が必要だ。つまり敵というものは外にはいない。昨日までの自分と戦い勝つことに意味がある。それを乗り越えてこそ、真の無敵になれるのだろう。