美術談義

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日曜日、主宰した美術研修会の翌日に若者はやって来た。おそらく講師たちの作品を観るだけのつもりだった。だけど、偶然にも研修会の講師が居合わせた。そこで美術談義ができるように簡単に紹介する。滅多に会えない歩く美術百科事典だぞ。なんでも質問すればいいのだと告げる。すると今の自分が考えていることを語り出す。少し離れて見守っていたため、その後の内容はよくわからないが、彼女の問いは地方学生の悩みだと思った。とても歯がゆい問題である。それに対して流石な助言だった。やはり海千山千だ。解決の糸口を教示した。やや理解できない言葉であっても、面と向かって話し合うことで、本質は感性によって伝わっていくだろう。美術談義とは創造力を広げていくための共同作業。どちらかの勝ち負けや損得のために行うものではない。そんな基本的なことを学べて楽しかった。そして、これからもこんなことがいつもあるように頑張るぞ!と私のハートも真っ赤に燃えて熱くなった。

■HEART2017関連企画 県美展界隈 vol.2 美術五傑展 臼杵万理実、白藤さえ子、末永史尚、平井槙、山口功 2017年9月29日(金)~10月8日(日)11:00-19:00(ただし9月30日(土)は末永史尚美術研修会のため18:00に閉店) 定休日 10月4日(水)