美術の才能を育てるには環境を整備することが大切だ。なぜなら才能の種（個性）は誰も平等に持っている。種は蒔いた土地によって育ち方が違ってくる。恵まれ過ぎたら温室育ちになって弱い根になる。反対に痩せた土壌では栄養が足らなくて枯れてしまう。その種を育てるためには、その種にあった水や肥料が適度にある環境が必要だ。そんな理想の環境を目指して、何度も何度も種まきを繰り返していく。美しい花を咲かせようと挑戦していく内に、自分にしかない個性がわかってくる。美術の才能とは継続できる環境の中で育つもの。日常にある素敵なヒントを栄養にしながら豊かに肥やせる人になろう！
■西澤 佑 個展 こけし と わたし 友情出展 川上弥香、徳永七海、吉原佐保 2018年2月15日（木）～19日（日） 11:00-19:00（最終日は18:00）
