その道に入ってしばらく経ってくると、これは常識だとか、こんなことは当たり前だと考えやすくなる。ひととおり必要なことを学んで、業界のことがおおよそわかってくると、従来どおりの方法で行動しようと考えるからだ。その結果、実はすでに時代遅れになったり、通用しないやり方に陥ることもある。特に現代のように時代の流れが早くなるとなおさらだ。今すでに起こっている変化に気づいて、ひと足先のチャンスにするために、常識を違う角度から見られるセンスを持とう。美術は現状の表現を打開していく世界。いつまでも古い常識に縛られてはいけない。みんなが常識だと言っているを、なぜそれが常識なのかと考えてみる。新しい創造のためにこれまでの常識を打ち破っていこう！
