美のある暮らし

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学校教育で習う美術は基本的な部分だけ。もし、美術の意義を丁寧にわかりやすく説明し、その時代ごとにあった様式を解説して、さらに美術家の作品と人物像について語るのなら、膨大な時間数を費やすことになるだろう。また、人それぞれ個性があって、感動する刺激が違うため、多種多彩な創作物が存在している。簡単に言ったら人の好き嫌いは千差万別。これを学校の授業でやるのはどう考えても不可能。ざっくりとした内容で美術の世界があることがわかればいい。他のカリキュラムもあるからそれで十分だ。それよりも社会に出てから美術を学んだ方が面白くなる。人生を歩む中で蓄積されたデータが基礎になって、自分らしい個性や感動のひらめきは生まれてくる。これらの真理を自由にアウトプットするには、いろいろな美術に触れて表現力を豊かにすること。自分らしい喜怒哀楽は何かはわからないからアートの力を借りて発見するのだ。自分が好きなものを心の底から味わうために美術のある生活をしていこう!

■岸 透子 水彩画展 ーThe Gardenl ー 2018年6月8日(金)-24日(日) 11:00-19:00 定休 6月19日(火)、20日(水)