大器晩成

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どんな世界でも種を蒔いてから実になるまでは時間がかかるもの。アイディアや技術、人間関係などを時間をかけて、粘り強く育てることで成熟度は高くなっていく。だから慌てて少しでも早く完成させる必要はない。これから進んでいく道には、どんなことが待っていて、そして、およそ何が起こりそうなのかを調べて、準備していくことが大切なのだ。安易に甘く見て近道をしてしまうと、土地が肥えていないから大きな収穫はできない。時間をかけて丁寧に育てたものは、ちょっとやそっとのことでは朽ちても朽ちないのだ。つまり大器晩成を目指して努力していく。より良い創作を生み出すことには、例え遠回りになっても、常に根本に立ち返る姿勢が大切。創作家の基本はもう一度原点に戻って基本を見直すこと。変化し続ける世の中に惑わされず、じっくりと自分のスタイルを育んで、道草を楽しみながら創作していこう!

■2018年7月27日(金)~8月6日(月) 11:00-19:00(最終日 17:00まで) 定休日 7月31日(火)、8月1日(水) 和紙工芸シオン、藤木律子(染色)、広川隆(陶芸)