断捨離

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わたしたちは誰でも、日々の中で何かに興味を持ったり、想像して楽しむことが大好きだ。いつも感性のアンテナを尖らせて、さまざまなものに触れては、自分なりのイメージで何かを理解しようとする。また、すぐにそれが何かわからなくても、頭の中に焼き付けられたイメージは、次から次に触れ合う何かによって、これまでなかった感覚が芽生えてくる。ただ単純にビビッとくる直線的にくる刺激と、じんわりと染み込みながらくる刺激は、それぞれから生まれる感覚を活かすことで、新しい日常の発見が生まれていくのだ。

だからいつも頭の中を真っ白にし、素直な気持ちで触れていけば、いくらでも面白く感じることに出会える。人には好奇心がある以上、何かに触れるたびに何かを感じてしまう。例え自分と異った考え方であっても、「へえ~、そんな考え方があるんだ」と前向きに受け止めて、尊重すれば世界観は大きくなるはずだ。ただし、感性の経験値が増えれば、迷うことが増えてくる。その時代に合わない感覚が邪魔して、柔軟な発想を生み出す妨げてになる。世の中は絶えず変化していくもの。今日の常識は明日の非常識になることだってある。

つまり、これまで手に入れてきた感覚や慣れ親しんだ考え方は、今の自分にとって本当に必要なのかどうかを、時々振り返ってチェックすることが大切だ。そして、今現在は通用しづらくなったものは思い切って捨て去ってみよう。いらなくなった習慣を断つことで、よい感度で新鮮な刺激を受けられる。心の中にたまりやすい雑念を拭い去って、心のスペースを整理していきましょう!