断捨離

 

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シュークスピアの言葉に「過ぎてかえらぬ不幸を悔やむのは、更に不幸を招く近道だ」がある。これは起きてしまった過ちを悔やんでもどうにもならない。だのについ思い出しては愚痴を言ったり、へこんで悲しく気持ちになったり、 どうしようもない怒りがこみ上げるなど、過ぎ去ったことを悔やんでいるうちに、これからを築くために大事ないまを失って、さらに状況を悪くなってしまうと、私は解釈している。

たしかに誰にだってリセットしたい残念な過去はあるもの。「あの時、ああしていればよかった。こうすれば上手くいったはず・・・」と、過去をクヨクヨしたまま引きづりやすい。そこのところをググっと我慢して、いま自分の手にあるものを上手く活用して、個性を主体的に磨いていこう。その気さえあれば、人はどんな状況からでも、何かやるための切っ掛けを掴むことができる。いくつになろうとも、いまが満足できるように努力することで、痛々しい過去を捨て去っていけるはずだ。

つまり、いつもいまの自分の力を原点として捉えて、そこから未来をどうやっていくかを考えてみること。もっと頑張らなければ、自分で自分の背中を押して、前向きに創作へ挑戦していく。ただし、あれもこれも多くのことは望まずに、やれそうことに目を向けて実践していくだけ。自分のいまを変えていくことで、過去に味わったことの意味も変わってくる。そう、人生に雑事はなし!目の前に起きることに無駄なんてない。どんなことでも未来を切り拓くために試金石になるはずだ。過去にあったことを少しでも克服して、未来を明るく照らしていきましょう!