たらねば

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人生はなかなか自分の思っているようにはいかないもの。だから「もっとお金と時間があったら、もっとしあわせな気持ちで生きられるのに・・・」と、言ってもしかたのないことを言って嘆いてしまう。しかし、自分の思った通りにいかない時に、現状を肯定的に捉えていくことで、弱気になって諦めようとする心情に気が付く。自分らしい生き方はしたいけれど、どこか頑張っていけない性根のなさがわかるのだ。自分の才能を信じてできることを探し、より良くしようという前向きに活動しなければ、人生をワクワクさせることはできない。小さなことでもいい。自分の可能性を感じられる分野を持つこと。それによって社会と繋がっていけるという実感を味わい、上手くいかないことが気にならなくなるだろう。

つまり、変に人と比較してコンプレックスを持たないこと。また、人によく思われようとして言い訳をしない方がいい。「お金や時間はないけれど、それでも私なりにしあわせに生きている」と、広く大きな視野に立って現実を受け入れてみよう。「あれば」や「だったら」というマイナス思考はやめて、「なくても大丈夫」と開き直ってプラスに考えることが大切なのだ。お金でも、時間でも、その他のなんでも、そういうものがなくて得られる幸福感こそが、その人の人生に明るい色どりを与えてくれる。あることばかりに執着していては、自分自身の足らなさばかりが目立ち、何もかもやる気を失って失望感の中で生きるようになる。

人は誰もその人に見合った才能を持っている。それを自分の評価ではなく、世間の評価に合わせる必要はない。在るがままの自分で生きるべきだ。これ以上のことはできないと居直って、今できることに力を注いでいくのだ。どこまでも自分にしかできないことを求めて、与えられた使命をまっとうしていきましょう!