発明王 エジソンが語った言葉に「今取り組んでいることに関心を持ち、全力を傾けてそのことだけを考える。時計を気にせず、ひたすら続け、休みたくなったら必要なだけ休む。休んだあとは、また同じ集中力で作業に取り組む。熱心に働くことの価値と満足感を知っている人に、世間は高い評価を下すものだ」がある。
この言葉に触れて、私は子供の時に友だちとワイワイと遊んだことを思い出す。あの頃、どんな遊びをするにも自発的にやりたいことをして、誰が言うまでもなく、「あれをやろう」や「こうすればどうか？」など、より面白く遊ぶために知恵を絞っていた。そして、とことんやって遊び疲れたらやめて、また、エネルギーが貯まれば再び同じように駆けずり回った。こうやって自分がワクワクすることに夢中になったら、それに賛同する仲間が集まって楽しい時間が過ごせるのだ。
ところで、昨日で吉田朱里さん個展はお開きになった。彼女は彼女なりに熱心に美術へ取り組み、あれこれと想像したことは惜しげもなく表現し、不思議な世界を思いっきり発表してくれた。その甲斐もあり、会場内には心地よく平衡感覚を狂わせる空気が漂い、来場してくださった方々を酔わせていった。これも作品が無理矢理に力技ではなく、程よい雰囲気でつくられたからだろう。どうかこのまま前向きに努力していって、この力が定着できるように頑張っていきましょう！
