実業家 本田宗一郎氏が語った「チャレンジしての失敗を恐れるな。何もしないことを恐れろ。失敗が人間を成長させると私考えている。失敗のない人なんて本当に気の毒に思う。困れ！困らなきゃ何もできない。自分の力の足りなさを自覚し、知恵や力を貸してくれる他人の存在を知るのもいい経験である」という言葉がある。
やはり、どんなことでも自分自身で苦労しなければ、未来を照らすアイディアは浮かんでこない。だから敢えてこれまで経験しなかったことに挑戦する。おそらくできる可能性はあるものの、まったく未知の領域になるだけに、何とかしなくちゃならないのに、どうしたらいいか見当がつかなかったりする。そんなピンチになって困った時、苦しくなった時に、ようやくどうすればいいのかを本気で考え出す。この壁を乗り越えようと覚悟した時に頭の中は大いに働く。言いかえれば、満ち足りて何不足ない状況では思考は眠っているのだ。
つまり、ピンチの時に踏ん張り、やるべきことをやって、チャンスに変えていくこと。どんなことも成長のためにあるだと考えればチャンスになる。目の前の困難から逃げ出さずに立ち向かい、いわゆる火事場の力を目覚めさせてみよう。そう、思いっきり潜在能力の発揮するために、大いにプレッシャーのかかることへ、果敢にチャレンジして充実感を味わおう！
