学び

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「負けは負け。その圧倒的に多い負けを、ムダにしないで教訓にできる人が、他の人よりもちょっと勝てるんじゃないかな」という武豊騎手の言葉がある。

いわゆる人生は自分の思いどおりにいかないもの。成功体験より失敗のほうがはるかに多い。だから、人前で恥をかくことを怖れたり、失敗を隠そうとしてはいけない。それより何かに挑戦して上手くいかなくても、そのしくじりを教訓にしていけばいい。きっといくつもののヒントがあって、そこから得られるものを活かすのだ。つまり、負けは負けで清く認めて、現実を受け止めることが、行動の指針として役立ってくる。言い換えれば、ものごとは窮してはじめて、実力を知ろうと努力するようになる。大きく成長したいのであれば、夢や野望ばかりを追い求めず、やるべき課題を見い出して向き合うことが大切になるのだろう。