個性的に

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「よく『一流好み』の人がいるが、それはつまりただ世間の、他人の評価をウノミにしてありがたがってることだろう。誰がなんと言おうと、三流だろうが五流だろうが、自分のいいと思うものはいい、という態度を貫かなければ『ほんもの』なんかわかりゃしないよ。

一流だから知りたい、好きになりたいなんていう、さもしい根性を持たずに、自分の本当に感動する人間を探し、つかまえるんだね。その発見をポイントに世の中全体にその価値を認めさせるように、きみ自身、力を尽くせばいい。そうすると世界が変わってくるよ」という岡本太郎の名言がある。

つまり、自分自身がピンとくるものの価値観を信じること。最先端で流行っているからいいなんて安易に考えてはいけない。好奇心のアンテナをたてて、ひっかかるものを大切にしていく。なんとなく感じているものなら、こだわるうちに掴めてくるはず。小さなことでも味わうことができれば、芋ずる式に興味がどんどん膨らむだろう。食わず嫌いをしないように心がけて、自分が好きだという感覚を羅針盤に、没頭できる感覚を育んでいくのだ。