ポジティブ

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「地味な努力こそ、派手になれる。派手になれば、周りが見え出す。周りが見え出せば、大人になれる。でも、心は少年で生き続けたい」というのは、ビックボスこと、日ハム 新庄剛志監督の言葉である。

昨日の夕方、アラサーの野郎どもと美術談義に花咲かせる。誰もお酒を飲んでいないのに、みんな心地よい気分になって、夢や理想を語りあって酔いしれた。昨今の状況を鑑みて、感染予防でマスクをしたままだったが、それぞれの口元から熱気が伝わってきて、いつもと変わらないひと時を楽しむことができた。やっぱり、これまでの常識にはとらわれず、どこまでも規格外な発想で、意味不明なことばかりを語り合うのは面白いこと。中学男子の放課後のように馬鹿馬鹿しくて、自分はすべての中心に成り立っているという、さながら天道説信者の集会になった。

これもイラストレーター界の新庄剛志こと、りおた君のポジティブな精神が活気をつくる。彼と一緒にいるだけで自然と体内の血が騒ぎだし、あっという間に体温が高くなってしまう。スポーツの感動シーンを身近に感じさせるために、自分らしい個性でエネルギッシュに表現していく。とにかく、まわりにどのように思われても、素晴らしいと感じたことをそのまま描けば、必ずこの熱い思いは観る人に伝わるはず。全身から少年のような純情さが醸し出ている。これからも多くの人たちの心を燃やす作品を創り出し、そして、「感動して1%でも可能性のあることならやるしかない!」と、大きな声でエールを送り続けるだろう。