メタバース

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先週末、NHKEテレ SWITCHインタビュー達人達は、革新的な都市連動型メタバースの『バーチャル渋谷』のプロデューサー中馬和彦とNYを拠点に世界各地で活躍する建築家重松象平の同級生コンビが対談。メタバーストとは、メタ(超越)とユニバース(宇宙)を合わせた造語 で、現実と異なる仮想空間やそのサービスのことを指す。ネット上のコミュニティーで人々が繋がって、ゲームやイベント、テレワークなどの仕事でも活用されている。コロナ渦でリアルなイベントが中止になる中で、バーチャルのハロウィンでは、世界中から50万人以上がアバター(自分の分身)で参加して賑わった。

渋谷はもともと文化とか、無形の資産が蔓延る街。面白いやつがいるから人が集まってくる。洗練されたコミュニケーションが浮かぶが、今は街の中でスマホに依存する人が増えて、そんな行動様式になった渋谷でリアルとバーシャルと融合させて、新しいカタチを創り出していく。特にコロナ渦になって、学校へ行けず、放課後たむろする場所にも行けないから、たまたまゲームの場所で集まって、ゲームもせずにダラダラ会話する人間関係もあり。それって実際とのとこと必要な行為で、ひとつの空間で仲良くできることは、リアルと変わらない意味のあることはずだ。

だから、才能あるクリエーターとか、未来のスターたちに機会を与えて、新しい文化の騎手たちとチームになっていく。一部の特権階級のためではなく、世界のいろんな人たちがスマホ1台を持って、幸せになったり便利になったりできるように、どこまで豊かさを提供できるかの可能性を追究していく。つまり、リアルとバーチャルの街が繋がって、相互に行き来できることを楽しみたい。これまになかった世界観で新しい街の文化を創造していくこと。メタバースは人のあらゆる可能性に寄り添い、リアルとバーチャルとの融合によって、文化の新陳代謝を図っていくのだ。中馬氏の持論に大いに刺激を受ける。