挑戦あるのみ

岡本太郎の著書に「夢を見ることは青春の特権だ。これはなにも暦の上の年齢とは関係ない。10代でも、どうしようもない年寄りもいるし、70、80になってもハツラツとして夢を見続けている若者もいる。だから年齢の問題ではないが、青年の心には夢が燃えている。ぼくは口が裂けてもアキラメロなどとは言わない。それどころか、青年は己の夢にすべてのエネルギーを賭けるべきなのだ。勇気を持って飛び込んだらいい」という言葉がある。
老若男女問わず誰でも、今やってみたいことがあるのなら、すぐにそのことに取り組んでみよう。ひとたび自分がやるべきことだと決めたなら、事あるごとにいちいち迷わないで、思い切ってチャレンジするのみ。速報値の成功不成功に惑わされてはいけない。今日の常識は明日の非常識だったりするように、この世は常に移り変わっていくから、どこまでも可能性を信じて努力することが大切になるのだ。
つまり、思い立ったが吉日。その日その時から始めたらいい。成果が上がろうが上がるまいが、気にするほどのことではない。人はそれぞれ、自分の中に燃える魂を持っている。心が熱くなれるものを生まれつきに備わっている。素晴らしいものを持っているのだから自力で動かしていこう。いくつの時にでもチャンスは必ずあるもの。新しいことに挑戦できない理由を年齢のせいにしてはいけない。いわゆるできないのはやらないだけ。まず、これをやるのだと決めて、とにかくやっていくこと。その発憤が生きる原動力であって、本物の若さを醸し出してくれるはずだ。