「可能性とはつまり『未来の能力』のこと。現在の能力でできるできないを判断してしまっては、新しいことや困難なことはいつまで経ってもやり遂げられません」という名言がある。
この世は何ごともやってみないとわからないことだらけ。富士山はやはり登ってみないと、頂上から見える景色はわからない。およそこうだろうと勝手に決めつけしまえば、例え頂上へ登山したとしても、先入観が遠望する際の純粋な目を妨害して、真面目に見て楽しむことができなくなる。
それゆえ、私は美術家になれないなんて諦めてしまうのは、富士山の裾野まで来て、そこから頂上を眺めただけなのに、頂上はこうだと早合点しているのと同じこと。頭でっかちに判断したら負のイメージに引き込まれる。だからこそ、自分が自分を信じて努力していく。創作していく限り可能性はある。努力をやめなければ可能性はなくならない。 自ら自分の可能性を小さくせずに、頂上で見える景色に夢を膨らまして、極める場所へ登り続けることが大切になるのだ。
